【中学生から大人まで使える勉強法】記憶の定着+内申点が上がるノート術とは
あなたは授業中に何分ぐらい板書をとっているか考えたことがありますか?
ただ写しているだけで終わっていませんか?
今回は勉強した内容を記憶として定着させ、結果的に内申点も上げられるノート術をご紹介します。
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中学生必見の勉強法!記憶の定着+内申点も上げられるノート術とは
おそらく中学生のほとんどは授業のほとんどの時間をノートをとるのに費やしていると思います。
では実際中学生のみなさんは一日何時間ぐらいノートをとるのに費やしているのでしょうか?
五條しんまち塾の中学生によるとノートをとっている時間は一日約4時間、一年にすると約1400時間!
当塾の中学生数人にアンケートを採った結果、ほぼ全員が授業中はほぼずっとノートをとっていると答えました。
つまり当塾の中学生の例でいうと、一日に50分授業×6限でそのうち体育などの授業もあるでしょうから、約4時間くらいをノート作成に費やしていることでしょう。
この約4時間をただ板書を写すだけに費やすのは完全に非効率な勉強法ですね。
中学生がノートをとる本来の目的とは
ノートをとる本来の目的は授業の内容を記憶に定着させ、後に復習できるようにすることでしょう。
しっかりと記憶に定着させられるようなノート作りができれば、授業中のノートをとっている4時間も学力を上げるために使うことができます。
その結果、内申点も上げられるので成績アップにもつながるでしょう。
またこのノート術は大人になっても使うことができるので現在社会人の方はもちろん、今は中学生のみなさんも今後高校・大学に進学または就職した際にも活かすことができます。
そのようなノート術をこれからご紹介します。
中学生から大人まで使える勉強法!記憶に定着させ内申点も上げられるノート術とは
しっかりと記憶に定着させられ、結果的に内申点も上げられるノートの作り方をご紹介します。
想起を駆使して、その日の復習ができるノート術
想起については過去の記事でもご紹介しましたが、要は思い出す作業のことを指しますので、復習という意味で考えてください。
①書き方
まずはノートの両端から3分の1のところに線を引いてください。
3分の2のところにはいつも通り板書を写しましょう。
では残り3分の1は何に使うのか。
この残り3分の1が、前回ブログにてご紹介しました想起を使い記憶に定着させるための工夫になります。
- 授業またはその日に学習した内容を、3分の1の余白に3単語程度で表して書く
- 授業があった日の寝る前などにその単語を見て説明できるか確認し、復習する
- もし説明できなかったら、色ペンで単語の周りの余白部分に説明を書いたり、チェックマークをつけたりする
②ポイント
- 一回あたりの復習時間を短くし、継続して復習すること
- 3分の1の余白には自分で作った問いなどを書くのも良い
- 復習するごとに色ペンの色を変えていくこと(1回目は青、2回目は緑、3回目は赤…など変えていくことで、何回間違えたかが一目でわかる)
※3分の1のところで裏面に折り返すと単語や自分で作った問いだけが見られるので、クイズ形式で学習することができます↓↓
今回ご紹介したノート術と前回ご紹介したマインドマップを駆使できれば、単純に成績を上げるだけでなく受験の際にこのノートを見直すだけでそのときに勉強した内容を復習できます。
想起を意識した効率的な勉強法の記事にマインドマップなどを使った勉強の仕方が載っているのでこちらも確認してみてください↓↓↓
中学生におすすめノート
上記のノート術を行うのにおすすめのノートをご紹介しておきます。
おすすめのノート1 スイング・ロジカルノート|ナカバヤシ
ナカバヤシさんのノートは罫線が細かく入っているので、英語の大文字小文字や段落がきれいに揃えられます。
また作図もしやすく、メモリも入っているのでページを分割しやすいのでおすすめです。
おすすめのノート2 ナカプリバイン 水平見開き 方眼ノート|中村印刷所
お次は中村印刷所の水平見開きノートです。
こちらは特許技術「水平開き」をとられていて、ノートを抑えなくてもそのまま開きっぱなしにすることができます。
サイズも多種多様なので自分に合ったサイズを選ぶこともできます。
見える化でさらにやる気継続!周りの中学生と差をつけよう!
上記のノート術の際に限らず、ノートをとる際はルーズリーフではなく閉じられたノートが心理学的におすすめです。
中学生のみなさんもノートを使い切った時の達成感を経験したことがあるでしょう。
その達成感がやる気を継続させる要因となる上、ノートを使っている際もページが進んでいくのが目に見えるので達成感を感じることができます。
また人間には空間認識能力があるので、「あの内容はこのノートの最初の方に書いてあったなあ」「これはこのページの下の方に書いてあったなあ」といったことが物事を思い出すきっかけになります。
こういった感覚はページ数が増え分厚さが変わっていくルーズリーフなどではなかなか活かせないかと思いますので、ルーズリーフではなくノートを活用することをおすすめします。
そうはいっても自分に合ったノートやルーズリーフ、自分に合ったノートのまとめ方があるかと思いますので、いろいろ試した上で取捨選択していくのが良いと思います。
中学生も大人も同じ!ノートを見て必ず繰り返し復習することが正しい勉強法
今回ご紹介したノート術はあくまで単なるツールでしかありません。
復習する際により記憶に定着するように工夫されたのがこのノート術で、ノートをとって満足しているだけではこれまでとほとんど変わりません。
重要なのは何度も何度も繰り返し復習することです。
これは中学生だけでなく大人も一緒なので、繰り返し復習することを忘れないようにしましょう。
成績が上がってきたら進路についての選択肢も増えてきます。
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ノート術もそうですが、五條しんまち塾では自立型学習を徹底することで実現できる成績アップ保証制度を導入しています。
集中力に関する記事もございますので、なかなか勉強に集中できないという方はこちらもぜひ読んでみてくださいね。
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