こんにちは。
五條しんまち塾塾長の木村です。

テストが近づいてくると、否応なしに勉強しなくてはいけなくなりますよね。

「良い点数を取ってご褒美をもらうため」、「母親に怒られないため」、「友達に良い点数を自慢するため」と勉強するには様々な理由がありますが、そうは言ってもなかなか勉強に集中できない方が多いと思います。

そこで今回は勉強の集中力を簡単にアップさせる方法をご紹介します！

たった3つの方法で勉強の集中力アップ！自宅でも高い集中力を

勉強の集中力を持続させることって非常に難しいですよね。

そこで今回は、自宅での自習でも勉強の集中力がアップする3つの簡単な方法をご紹介します！

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1.朝に勉強する

朝は起きるのがしんどいので、夜に勉強をする方が多いのではないでしょうか。

しかし、夜よりも朝の方が頭の回転が高いということは知っていましたか？

これは脳科学的にも証明されていて、朝目覚めてから約3時間は脳のゴールデンタイムだそうです。

日中の活動をとおして目や耳から得られたさまざまな情報は、一時的に短期記憶として保管され、睡眠をとることで記憶が整理され長期記憶として蓄積されます。

すると次の日の朝の脳は前日の記憶がリセットされるため、新しい記憶を収納したり、創造性を発揮することに適した状態になります。

これが朝目覚めてから約3時間が脳のゴールデンタイムの理由です。

またある研究によると、朝方の子供・夜型の子供・朝も夜も勉強する子供の3つに分けて成績を比べてみたところ、朝のみ勉強する子供が一番学習進度が速かったという結果が出ています。

その差はなんと夜型の約2倍です。（朝&夜型は夜型の約1.9倍）

他にも朝は集中を阻害する雑音などがなく静かですし、登校時間というタイムリミットがあるのでダラダラと勉強することもありません。

そのため、夜に沢山勉強するのではなく、朝に勉強するほうがより集中して勉強することが出来ます！

今まで、寝るのを我慢して夜に勉強していた方は、朝に勉強する習慣に変えてみてはいかがでしょうか。

参考記事：脳科学者が勧める「朝時間」の使い方｜THE21ONLINE

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2.休息をこまめにとって集中力を継続（ポモドーロ・テクニック）

みなさん、”ポモドーロ・テクニック”という言葉を聞いたことはありますか？

これは30年以上前にイタリア人大学生が考案した時間管理術です。

簡潔に言いますと、勉強時間を短く区切り休息をこまめにはさむことで集中力を維持することができます。

東京大学教授の池谷氏がおこなった実験によると、15分ずつ勉強し合間に休憩する（計45分）グループと休憩無しで60分間勉強し続けるグループに分けて集中力を確かめたところ、休憩無しで60分間勉強し続けたグループは40分ほど経過した時点で集中力が急激に下降しました。

一方、15分ずつ勉強し合間に休憩したグループは「ガンマ波パワー」が休憩で回復したことにより集中力が持続されました。

この実験から、休まずに勉強し続けるより、休息をこまめにとったほうが集中してできることがわかります。

人間にとって最大限の生産性と効率性を引き出せる時間は、「25分間の勉強＋5分間の休憩」ということもわかっています。

そして、「25分間の勉強＋5分間の休憩」を1セットとし、4セットごとに30分間の休憩をとります。

（実践例）

1. 勉強する内容を決める
2. タイマーを25分に設定し勉強を始める。この間は他のことを一切しない。
3. 25分が経ち、タイマーが鳴ったら途中でも勉強を止め、タイマーを5分に設定して休憩する。
4. 1～3のサイクルを4回繰り返したら30分休憩する。

そして、一日にこのサイクルを数回繰り返します。

ちなみに”ポモドーロ”はイタリア語で「トマト」の意味で、生みの親であるイタリア人大学生が当時、トマトの形をしたキッチンタイマーを使って時間を区切り勉強していたことからこの名が付いたそうです。

参考記事：ポモドーロ・テクニック　世界が実践する時間管理術はこうして生まれた｜Newsweek

3.自宅で勉強する時も服を着替えて集中力アップ

週末の学校がない日に勉強する時、パジャマのまま勉強していませんか？

パジャマのまま勉強していると、ふと携帯を触って勉強に集中できていない時間が多くなっていると思います。

イギリスのハードフォードシャー大学が調べた研究結果によると、着ている服によって、やる気や頭の回転速度が変わることが判明しました。

この研究では、同大学の生徒にスーパーマンの服を着てもらう実験をおこない、自分についてどのように感じるかアンケートを取り、回答を分析しました。

すると被験者はスーパーマンのTシャツを着たことで自信が増しただけでなく、体も強くなったように感じていたそうです。

さらに自分の魅力もアップし、他の被験者よりも優れていると評価していました。

スーパーマンと聞くと、「強そう」や「超人」といったイメージがあると思います。

こういったイメージが私達に影響を与えてことで、このような結果が出たと思われます。

ほかにも、寝る前にパジャマに着替える習慣のある人はそうでない人よりも睡眠の質が高いという研究結果があったりなど、服装が私達に与える影響が絶大であることがわかります。

「パジャマ＝寝る」という思い込みが無意識にあるため、パジャマのまま勉強していると、いつまでも脳のスイッチが切り替わらずダラダラと勉強してしまうことになります。

勉強するときだけ着る用に勉強服を用意してみるのもいいかもしれませんね。

これらを踏まえて、これから休日に自宅で勉強する時は、パジャマではなく、私服をきてやる気スイッチを入れてください！

集中する方法を駆使して勉強できる日々を

勉強の集中力をアップさせる3つの方法はいかがでしたでしょうか。

今回紹介した方法を今日の内から取り入れ、勉強の集中力をアップさせてください！

それでもテスト期間なのに、なかなか勉強に集中できないという方は是非お気軽にご相談ください。

 

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