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【高校受験対策|面接】文章の丸暗記はNG!好印象を与えるための方法とは

【高校受験対策|面接】文章の丸暗記はNG!好印象を与えるための方法とは

塾長の木村です。

奈良県の高校受験でも私立高校受験、特色高校受験において面接が実施されます。

ほとんどの中学生にとってはこれが人生初めての面接。

分からないことだらけで不安でいっぱいだと思いますが、高校受験を控える中学生のあなたが安心できるように面接に関するアドバイスをまとめます。

高校受験の面接でやってはいけないNGなことと意識すべきポイントとは

  1. 事前に作成した例文の丸暗記
  2. ネットに載っている情報をそのまま話すだけ
  3. 自信がなさそうな雰囲気
  4. 嘘をつく
  5. ストーリーのない一問一答

他にも中学校では入室・退室の練習に力を入れていると思いますので、ここではその辺の情報は割愛します。

それでは5つのNGについて説明しますね。

1.事前に作成した例文の丸暗記はやめよう

丸暗記はやめてキーワードを覚えよう

これ五條しんまち塾の生徒を見ていても本当に多いんですよね。

文章の丸暗記は本当にやめた方がいいです。

これを中学生の生徒に伝えると驚かれるんです。なんで学校で作った模範解答を暗記しちゃダメなのかって。

理由は簡単で、暗記した文章を思い出しながら読むと棒読みになりますし、思い出せない時に焦っちゃうんです。

面接官の立場からして、話の途中で止まって思い出そうそしているシーンを見た時、「あ、思ってもいないコトを文章にしてそれを思い出そうとしているなー。この子の言ってることは嘘なんだろうな」って思っちゃいます。

当然、面接官によってはそう思わない人もいるかもしれません。

しかし、面接は高校受験以外にも就職活動やアルバイトなどで行いますし、その時に自分の感情のこもっていない発言は面接官に刺さらないことがほとんどです。

ポイントは話したい内容をキーワードで覚えておく!

文章の丸暗記はやめた方がいいですが、何も準備せずにアドリブで話せと言ってるわけではありません。

自分の伝えたいことをキーワードで覚えて、それをその時に文章化するようにした方がいいと言うことです。

そうすることで感情がこもりやすくなりますし、暗記した内容を思い出そうとして止まると言う沈黙の時間もなくなるでしょう。

(キーワードの例)

「中学時代に一番頑張ったことは部活」、「仲間同士で喧嘩してチームが崩壊寸前」、「面と向かって全員で話し合いで解決」、「最後の大会では過去最高の結果を」

初めての面接は緊張して暗記した内容が飛んでしまうことも多々ありますので、伝えたいキーワードだけを覚えるようにしてください!

2.ネットに載っている情報をそのまま話すだけはやめよう

自分の想いと情報を絡ませて

志望動機を話す時など、HPで拾った高校情報を見て志望しました。

みたいな感じでまとめている生徒が多いです。

考えてみてください。あなたのことをSNSなどで知った人に「あなたの〇〇なところに魅力を感じました。友達になってください、恋人になってください」なんていきなり言われても判断つかないですよね?

初めましての連絡なので、自分がどんな人間でどんな想いを持っているのか、その上であなたのどこに魅力や共感をしたのかを伝えられると「共通の趣味を持っていて一緒に〜の会話で楽しめそうだな」と思って友達になることを前向きに考えるでしょう。

ポイントは自分の想いとネットで拾った情報を絡ませて伝える

(志望動機の例文)

私が◯◯高校の商業化を志望した理由は、高校時代から資格をいくつか取りながら専門的な知識を身につけたいからです。

私は将来、結婚して子供を産んだ後も仕事を続けていく生活をしたいと考えています。

しかし、結婚や出産を機に仕事を辞めることになるかもしれませんし、住む場所が変わるかもしれません。

そうなった時に仕事に復帰しようと思った時、資格をもって専門的な知識があればどこでも働けると考えています。

将来の理想の生活に少しでも近づけるように、商業化の高校を希望しました。

数ある商業化の高校の中でも〜〜高校を志望したのは〜〜高校では・・・と言う制度があり専門知識をしっかり学べると思ったこと、実際にオープスクールに参加した時に通っている生徒がイキイキしているように見えたからです。

これはあくまで例文ですが、自分の想いとネットで載っている情報を絡ませた内容になっています。
面接官は多くの学生と面接しますので、ネットに載っている情報だけを話していては他の人と同じで、あなたは面接官の記憶に残りづらくなります。

3.自信がなさそうな雰囲気はなくそう

事前準備を進めて自信を持とう

初めての面接で不安になる気持ちもわかります、緊張するのもわかります。

根拠のない自信でもいいので、面接中は自信を持って話をしましょう。

おどおどしていたり、不安で声が細くなったりすると印象は悪いです。

ポイントは事前に準備をしっかりして自信を持った状態で挑む

何事も準備が8割と言います。

面接本番までに伝えたいことのキーワードや自身のエピソードを整理しましょう。

その上で、学校の先生、親、友達、塾の先生、知り合いの大人などと何度も練習をして不安を拭っていきましょう!

最後は根拠のない自信でもいいので、本番は自信を持ってハキハキと声を張って受け答えしましょうね。

4.嘘をつくのはやめよう

嘘をつかずに自分の気持ちを伝えよう

良いことを言おうとして嘘をつく生徒も多いです。

嘘を突き通せれば良いですが、面接中にそれが嘘だなと気づいてしまうとあなたの印象は一気に落ちてしまいます。

嘘をつくと人から信頼されません。

多少、自分のエピソードを盛るのは良いですが、大袈裟に話を盛ったりそもそも全くの嘘をついたりすることはやめましょう。

ポイントは良いことを言うのではなく自分の本当の気持ちを伝えること

例えば、一番近くの学校を志望したがその理由の本心は家から近いことだったとしましょう。

そんな時はこのように伝えてみてはどうでしょう?

(例文)

〜〜高校を志望した理由は家から近いというのが一番の理由です。

私は高校生になっても部活動をしたいと考えていますし、勉強も頑張りたいと思っています。

だからこそ、部活動や勉強に少しでも時間を割けるように家から近い学校を選びました。

5.ストーリー性のない一問一答はやめよう

経験を絡めてストーリー性のある話をしよう

2つ目のポイントでもお伝えしましたが、ストーリーのない情報は薄っぺらく感じます。

面接官は何人もの中学生と面接をします。

志望動機でHPに載っている情報だけをまとめて話す中学生はかなり多いでしょう。

自分のストーリーのない受け答えは他の人と内容が同じになって、面接官の記憶に残りません。

自己PRをしっかりするという意味でストーリーのある話を心がけましょう!

ポイントは自身の経験を絡めてストーリー性のある話をする

(自己PRの例文)

私の長所は負けず嫌いなところです。

この負けず嫌いがあったから中学生活において勉強でも部活動でも結果を出すことができました。

勉強においても入学当初は平均より下の成績を取り、本当に悔しいと思いました。

そこからみんなに負けたくないと思い必死に勉強をするようになり、少しずつ成績を上げていくことができました。

部活動でも同級生がスタメンで試合に出ているのに自分が出れないということが本当に悔しくて、自分がスタメンになるためには何ができるようになれば良いのか、そのためには何を練習したら良いのかを必死に考えて行動し、最終的にはスタメンとして試合に出ることができました。

負けず嫌いがあったからこそ、多くのことを頑張ってこれたので、これからも負けず嫌いの性格を活かして勉強や部活動を頑張りたいと思っています。

負けず嫌いということをPRするにしても自身のストーリーが入るだけで面接官のあなたへの印象は強くなります。

何事にも自身の経験を絡めたストーリーを意識的に差し込むようにするのがおすすめです!

高校受験の面接で大切なことをまとめると

  1. 話したい内容をキーワードで覚えておく
  2. 自分の想いとネットで拾った情報を絡ませて伝える
  3. 事前に準備をしっかりして自信を持った状態で挑む
  4. 良いことを言うのではなく自分の本当の気持ちを伝えること
  5. 自身の経験を絡めてストーリー性のある話をする

高校受験に限らず、今後の面接においては上記の点を意識して準備を進めるようにしましょう!

高校受験の面接で言うと、自分の言葉でしっかりと発言できていれば大丈夫です。

無理して良いことを言う必要はありません。

自分自身のエピソードや想いをしっかりと発信してください。

それが最も大切なことです。

高校受験の面接ではあなたの言葉でしっかりと伝えよう!

高校受験の面接で困らないように面接で大切なポイントをご紹介しました。

中学生にとって人生で初めての面接になると思いますが、上記の内容を意識して対策を進めて自信を持って挑んでくださいね!

奈良県の高校受験では私立高校と特色高校で面接があります。

私立高校については2020年から就学支援金制度が改正されたのでその情報をこちらの記事でまとめています。

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