9月のラジオ放送で紹介した『読解力テスト』を紹介!何問正解できるか家族で挑戦してみませんか?
五條しんまち塾では毎月FM五條さんのラジオ出演をし、生徒と視聴者の方にもっと五條のことを知ってもらうこと、そしてただ勉強ができるだけの生徒ではなく、インプットとアウトプットの両方を鍛えていくことで、「生きる力」を育むことを目指しています。
本日から始まる9月の放送では
- 立命館大学を休学して塾を立ち上げようとしている太田先生による1コインレッスンとその様子・成果
- 読解力を上げるために家庭で何かできること
についてお話させていただきます!
放送中、『読解力テスト』というものついて紹介するので、その問題をこの記事にも載せておきます。
保護者の皆様もお子さんと一緒に挑戦してもらい、ぜひ家で読書習慣をつけるきっかけにもしていただければと思います。
TOPICS
読解力テストとは
『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』という本をご存知でしょうか?
AI(人工知能)の可能性と限界、そして人間との今後の関係について書かれている本なのですが、この本の著者である新井紀子さんが代表の『教育のための科学研究所』が開発したものが読解力テスト(リーディングスキルテスト)になります。
これは読解力を上げるためのトレーニングではありませんが、図やグラフ、複雑な文章を読み解く力を試すことができるテストとなっております。
では早速、ラジオで話したものに加えていくつか問題を紹介します!
問題1
以下の文を読みなさい。
Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名Alexandraの愛称であるが、男性の名Alexanderの愛称でもある。
この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。
Alexandraの愛称は( )である。①Alex ②Alexander ③男性 ④女性
引用:新井紀子著『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社, 2018年)
問題2
以下の文を読みなさい。
色やにおいで引き付けられた動物は、おしべの花粉を体につけ、別の花のめしべへと運び、植物の受粉を助ける。
この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。
植物の受粉を助けるのは( )である。
①花粉 ②動物 ③おしべ ④めしべ
引用:新井紀子著『AIに負けない子どもを育てる』(東洋経済新報社, 2019年)
問題3(難問)
以下の文を読みなさい。
江戸時代の天皇と朝廷は、幕府に完全に統制され、財政的にも幕府に支えられていた。幕府は朝廷に3万石を与え、そのなかから皇族や公家は家格に応じた禄高を得ていた。
この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。
公家は( )から家格に応じた禄高を得ていた。
①天皇 ②幕府 ③皇族 ④朝廷
引用:新井紀子著『AIに負けない子どもを育てる』(東洋経済新報社, 2019年)
解答
では解答を発表します。
準備はよろしいですか?
・・・
・・・
問題1:①Alex
問題2:②動物
問題3:④朝廷
いかがでしたか?
読書の秋。これを機にぜひ家族で読書習慣を!
以前のラジオでもご紹介しましたが、お子さんの勉強を指導するにあたり、家庭において親から「やりなさい!」と言われても学習効果はほぼ上がらないが(母→娘といった同性間でのその声掛けにおいてはむしろ学習効果が下がる)、一緒に勉強する、どんな内容を勉強したのか確認をするといった方法をとれば学習効果は上がるという研究結果が出ています。
皆さんお忙しいとは思いますが、ぜひこれを機に、『○曜日の20:00~20:15は家族で読書タイム!』という家族ルールを設け、読書習慣をつけていってはいかがでしょうか?
読解力についてのブログはまた後日書かせてもらおうと思いますので、そちらもお楽しみに♪
また五條しんまち塾では読解力において重要とされている『要約する力』を育むことができる、『自立ノート』を用いた指導を行っております。
→毎日の学習計画や所感を書く『自立ノート』とそれを20日間継続した生徒の成長の様子はこちら
このような指導方針が確実な点数アップに繋がると感じ、成績アップ保証も導入しています。
ぜひ五條しんまち塾の自立型学習、成績アップ保証について少しでもご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください!