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文科省が方針を固める。コロナによる学習遅れへの対応はどうなる?

五條しんまち塾の木村です。

新型コロナウイルスは未だに終息せず、緊急事態宣言も一部の地域ではまだ解除されていません。

奈良県五條市の子供たちも学校が休校になり、計り知れないほどの不安を抱えているかと思われます。

「受験はどうなるのか?」「9月入学?」「学校で未学習の単元はどうするんだろう」といった疑問もたくさん感じられる中で、文科省がコロナによる小中学生の学習遅れへの対応について、方針を固めました。

今回は、文科省が示した方針について、いくつかのポイントに分けてご紹介します。

文科省の学習遅れへの特例措置について。ポイントは3つ!

文科省が小中学生を対象に出した学習遅れに対する特例措置を3つのポイントに分けてご紹介します。

ポイント1 翌年度以降の複数年で学習遅れを解消

文科省が示した特例措置によると、新型コロナウイルスの影響によって学習遅れになっている内容は、翌年度以降に繰り越されることになりそうです。

本来ならば、1年以内に学年ごとに決められた範囲を終わらせなければならないのですが、今回の特別措置により、1年間の学習内容を翌年度以降の複数年で取り戻すことが認められます。

2~3年間で学習遅れの分をカバーできるように計画が立てられるようです。

つまり、従来の授業の1.5倍くらいのスピード感で授業が展開されるかもしれません。
そうなると、ますます学習内容の定着度に大きな差が生まれる可能性も

ポイント2 小6・中3生は1年で学習遅れカバーできるように文科省が要求

文科省は、最終学年である小6・中3生は翌年度以降に繰り越すことができないため、この特例措置から除くとしています。

そのため、小6・中3生は1年で学習遅れを取り戻せるように要求され、優先的に分散登校させるなどの意見が出ています。

しかし、第2波第3波も予想され、学校が引き続き休校になる可能性は十分にあるため、これらの最終学年には専用の教材を作成し、各自治体や学校に提供されるように調整される模様です。

ポイント3 卒業や受験をひかえる最終学年は、地域格差をなくすために公民館・図書館活用を検討

文科省は、小6・中3生に関して、1年で学習遅れを取り戻し、かつ地域格差をなくし受験生が入試で不利益を被ることがないように配慮するとしています。

また、高校入試の出題範囲や方法について工夫されるといったことも考えられます。

3密を避け感染リスクを抑えながら、最終学年の学習の遅れを取り戻すために考えられる措置

  • 優先的な分散登校
  • 空き教室や公民館、図書館を使用し教室を分けて授業
  • 1つの学級を時間で分ける「二部授業」の実施
  • 夏休みの短縮や土曜日の活用

小6・中3生が1年で遅れを取り戻すためにとられる対応としては、ポイント2で紹介した専用の教材の提供以外に、上記のことが考えられます。

奈良県五條市でも学校が始まったとしても、最初のうちは感染リスクを抑えるために、同様の措置がおこなわれる可能性があるでしょう。

〈参考記事〉

【独自】授業やり残し、学年をまたいで繰り越しへ…小中学校の学習遅れに特例|読売新聞

コロナで学習遅れ、複数年で解消 文科省方針|日本経済新聞

文科省の方針から感じる、民間教育の強みを生かした五條しんまち塾のあり方

文科省が示した方針の中には、ICT教育を進めるといった大きな教育方針の変更はないように感じられます。

  • 子供たち全員に対して平等に学習の機会を与えること
  • ICT教育を進めるためには大規模な予算が必要
  • なかなか現場の声が反映されない

といったことを考えると、公教育の方針を大きく変えることは困難に感じます。

その点、学習塾のような民間教育では、教育方針について自分たちで舵を切ることができるため、ICT教育を活用するなどして都会でも地方でも同じように学習の機会を提供することができます。

奈良県五條市の小中学校でも休校が5月末まで続く予定ですが、五條しんまち塾でも「e-Learning教材すらら」を活用しオンライン授業をおこない、学習遅れに対処しています。

講師に直接教えてもらうという従来の学習塾のスタイルから考えると、オンライン授業にシフトすることは講師たちの良さを手放してしまうようにも考えられます。

しかし、

  • すららを活用してICT教育をおこなう
  • Zoomで生徒をフォロー
  • LINEで「生徒・保護者・講師」の3者間でのコミュニケーションをとる

という新しい学習スタイルを確立することで、学校が休校になって困っている生徒たちのために学びの場を提供することができました。

子供たちって質の良い授業もそうですが、何よりも「名前を呼んで欲しい」「世間話がしたい」「勇気づけてもらいたい」なんて思いを持っています。

だからこそ、私たちは毎日のLINE、Zoomでのコミュニケーションを大切にして取り組んでいます!

オンライン授業になったとしても、講師陣はその点をしっかりと意識しておくことが大切です。

パソコンを無料貸出!コロナによる休校で困る子供へのオンライン授業〜五條しんまち塾

地方である奈良県五條市でこのような対処ができているのは、自立学習やICT教育を進め、教育方針を時代に合わせて変えられる、五條しんまち塾の強みを活かせているからだと感じます。

今後も、より良い教育スタイルを追求し、どんな状況でも奈良県五條市の子供たちに学びの場を提供できるように努めていきます!

▼五條しんまち塾がオンライン学習から感じた可能性と課題について▼

五條しんまち塾 1ヶ月のオンライン学習を終えて ~オンライン学習の可能性と課題~

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