奈良県五條市が危ない…人口減少で消滅の可能性!?
みなさん、消滅可能性都市を知っていますか?
そして、消滅可能性都市に五條市が入っていることを知っていますか?
今回は奈良県五條市の現状をみなさんに認知してもらうべく、それを知って何か行動していただくきっかけになるよう書いていきます。
TOPICS
なぜ奈良県五條市が消滅可能性都市に?人口はどうなる?
まずは消滅可能性都市とはなにか、そして何を基準に選ばれているのかについてと、奈良県五條市の現状について解説していきます。
消滅可能性都市とは
国土交通省の資料によると、消滅可能性都市は「2010年から2040年にかけて、20~39才の若年女性人口が5割以下に減少する市区町村」とされています。
つまり子供を産める女性の人口が減少しすぎると地域は存続できないということで、消滅可能性都市として認定されてしまいます。
ちなみに全国1799ある市区町村の中で896もの市区町村がこれに該当しています。
五條市は?奈良県五條市の周辺地域についても
この消滅可能性都市の中には五條市も含まれています。
その五條市の若年女性減少率は69.3%です。
つまり2010年に100人いたとしたら、2040年には約30人まで減ると言うことです。
では奈良県五條市の周辺地域はどうでしょうか?
- 御所市 65.3%
- 橿原市 37.2%
- 橋本市(和歌山県) 53.5%
全国的に見ても、基本的に若年女性減少率はその土地の発展度合いに比例していますが、一部それに反するような地域もあります。
なぜそのような数値になるのか。
そういったことも含めて数字を見ていくと奈良県五條市を発展させるヒントが隠れているかもしれませんね。
全国の資料も載せておくので気になる方はぜひチェックしてみてください。
なぜ全国で半分もの市区町村が消滅する可能性があるの?
それではなぜ全国で半分もの市区町村が消滅する可能性があるのでしょうか?
大きな原因は人口減少ですが、これをさらに細分化すると
- 20~39歳の若年女性の減少→自然減
- 地方から大都市圏(特に東京圏)への若者の流出→社会減
の2点が原因とされています。
みなさんにも専門学校や大学への進学、就職などで五條市から奈良県外へ、大阪や東京その他の大都市圏に移住した知り合いがいるのではないでしょうか?
その人たちの中には奈良県もしくは五條市に帰ってくることなく、かといって五條市にになにか貢献するわけでもない、そういった人たちも多々いるでしょう。
ゆえに五條市の人口(特に若者)が減っていくのです。
人口減少を解決するためには
この問題を解決するためには
- 少子化対策
- 東京一極集中対策
の2点を同時に対策する必要があります。
では対策に関して私たちができることは何でしょうか?
Uターンを増やす
一つ例を挙げるとすれば、それはUターンを増やすことでしょう。
地元に帰ってくる人を増やすためには愛郷心を育むことが大切です。
当塾でも愛郷心を育むためにはふるさと学習が重要だと考え、取り組んでいます。
ふるさと学習の内容はこちら↓↓↓
ふるさと学習が秘訣!五條しんまち塾から将来の五條市を担う人財を輩出します
地方で住むことのメリットも
さらに地方で暮らすことのメリットとして物価を比較してみましょう。
出典:小売物価統計調査(構造編)-2018年(平成30年結果)-|総務省
上記の表を見ますと地方の方が生活コストが低く、子育てもしやすいかと思います。(ただし地方でも稼げれるような力や環境を作る必要がありますが、、)
少子化対策で考えると、これまでは女性が子育てをするものという固定観念がありましたが、今後は男性も積極的に参加することで子育てに関する負担を減らすことができ、少子化対策に良い影響を与えることができます。
五條市の自然や風景も綺麗ですし、子供も自然に触れることで創造性や認知力が高まるという研究結果もあります。
まずは認知!あなたは奈良県五條市のために何ができる?
今回、みなさんに五條市が消滅してしまう可能性があるということを認知してもらうためにこのテーマを選びました。
当塾でも親御さんから「五條市ってそんなにやばいんですか?」と聞かれることがありました。
そのため五條市を消滅の危機から救うためには、まずは五條市に関して知ることから始まると思っています。
上記で少し触れたように、当塾でも周囲の人たちに五條市の魅力を知ってもらうべく、ふるさと学習やラジオを通して五條市を学びそれをアウトプットすることに取り組んでいます。
皆さんもこれを機に五條市を発展させるためになにか行動していただければ嬉しいです!!
ほかにも当塾での取り組みに関する記事がありますので、一度確認してみてください^^
生徒も出演!生きる力を伸ばすFM五條のラジオ収録!