ICT教育とは?五條しんまち塾が『すらら』を導入している理由
今後も技術革新が進み、勉強をするのに文房具が不可欠なのと同じぐらい勉強するのにパソコンやタブレットが不可欠になってきます。
そしてそういった学習が効果的かどうかといった議論をするまでもなく、より一層ICT教育のための環境整備が進められるでしょう。
そこで今回はICT教育とは何なのか、また五條しんまち塾がすららを教材として導入する理由などを紹介していきます。
TOPICS
ICT教育について
まず最近よく聞くICT教育とは何なのか、従来の教育・これからの教育などについて説明していきます。
ICT教育とは
ICT教育とはパソコンやタブレット端末、インターネットなどを使って教育をする方法で、このパソコンやタブレット端末、インターネットがICT(情報通信技術)にあたります。
従来の教育とこれからの教育
これまでの教育は詰め込み教育でした。
また集団学習のデメリットである、
- ・全員の学習状況を把握するのに十分な教員の数がいないこと
- ・生徒それぞれの理解度に応じた進度で授業を進めることができないこと
- ・生徒自身も自分の都合で授業を止めることはしづらいこと
の原因もあり、それについていけない子がいても授業はそのまま進み、そういった子は放っておかれることもあります。
しかしICT教材を活用すれば生徒の能力に応じた授業内容でそれぞれ進めることができ、教師用機器で生徒全員の状況を把握することができます。
理解できていないところを自動で判断して、その箇所まで戻ってくれるような教材もありますし、授業のためのプリント作成などの時間が削減され、空いた時間をさらに授業の質を上げるために使うことができます。
人材不足や長時間労働を解決することもできるかもしれません。
そういう意味でICT教育はこれまでの教育問題の解決を期待されています。
これからの傾向
出典:【概要】新時代の学びを支える先端技術活用推進方策(最終まとめ)|文部科学省
TALIS(OECD国際教員指導環境調査)によると日本のICT環境整備は世界的に見るとかなり遅れをとっています。
そのため今後はより一層ICT環境整備に力を入れると思われます。
実際「教育のICT化に向けた環境整備5カ年計画(2018~2022年度)|文部科学省」が策定され、このために必要な経費については、2018~2022年度まで単年度1,805億円の地方財政措置を講じることとされています。
2018年度以降の学校におけるICT環境整備方針で目標とされている水準
- ・学習用コンピュータ 3クラスに1クラス分程度整備
- ・指導者用コンピュータ 授業を担任する教師1人1台
- ・大型提示装置・実物投影機 100%整備(各普通教室1台、特別教室用として6台)
- ・超高速インターネット及び無線LAN 100%整備
- ・統合型校務支援システム 100%整備
- ・ICT支援員 4校に1人配置
上記のほか、学習用ツール、予備用学習者用コンピュータ、充電保管庫、学習用サーバ、校務用サーバ、校務用コンピュータやセキュリティに関するソフトウェアについても整備が必要です。
出典:教育のICT化に向けた環境整備5カ年計画(2018~2022年度)|文部科学省
ICT教材例
ICT教材と言っても様々なのでいくつかの教材をご紹介します。
Qubena
出典:Qubenaホームページ
Qubenaは、株式会社COMPASSが提供している、AIを活用したタブレット教材です。
ペンを用いてタブレットに書き込むことができ、作図や関数のグラフ作成の問題にも対応しています。
Classi
出典:Classiホームページ
株式会社ベネッセホールディングスとソフトバンク株式会社の合併会社であるClassi株式会社が提供している教育プラットフォームです。
学習履歴やテスト結果に基づいて課題が与えられ、学習データの管理はもちろん、先生・生徒・保護者でのコミュニケーション機能があります。
五條しんまち塾では『すらら』を使っています!
出典:すららホームページ
なぜすららを選んだのか、それはすららがあらゆる教材の良いところを併せ持つからです!
特徴その① キャラクターによる対話型のレクチャー
根本的な考え方がわかり、一方的に聞くだけにならないように飽きさせない工夫がされています。
特徴その② 自動でつまづき診断
つまずいているポイントまで戻って教えなおす機能があります。
さらに生徒の実力を判断し適切なレベルの問題を出すので、簡単すぎて飽きたり、難しすぎて嫌になることもありません。
特徴その③ 自由に範囲指定できる3つのテスト
「小テスト」「定期テスト対策」「学力診断テスト」の3つのテストがあります。
出題範囲も選択できるので学習している箇所に合わせることもできます。
特徴その④ 学習状況を管理し3者間でコミュニケーション
生徒の学習計画や進捗状況を管理することができ、学習状況などを保護者に送信できるので先生、生徒、保護者の三者間でコミュニケーションをとることが可能です。
特徴その⑤ 全国の生徒と競争「すららカップ」
総学習期間や総学習ユニット数ですべてのすらら利用者と競い合う大会「すららカップ」があります。
勉強した時間や量が記録されるため「これだけ勉強した」という努力を目に残る形で残すことができます。
成績上位者には豪華賞品も!?
他にもテスト結果から何を学び直せばいいか提示してくれたりなど、生徒が自主的に学習できるような工夫がたくさんあります。
ちなみにすららカップで全国上位になった生徒にはタブレットや折りたたみ自転車、ミュージックプレイヤーなどの豪華賞品もあります。
もうひとつの理由!自立した人間を育み五條しんまち塾から五條市を担う人材を!
五條しんまち塾では「愛郷心のある、自立した人間を育む」ことに重きを置いています。
自立した人間になるためには夢や目標を掲げ、そこから逆算して今日は何をするべきかを考えなければいけません。
こういった計画性や思考力を養うには、すららのような学習計画を立て、またその結果から次に何を勉強すれば目標を達成することができるかを考えられるような教材が適しています。
その点、すららは五條しんまち塾の「自立した人間を育む」という目標を達成するのに最適なツールです。
自立した人間を生むための自立型学習についてはこちらでまとめています。
ただしICT機器や教材を使うことが目的になって生徒への指導やサポートがおろそかにならないように注意することが大切です。
当塾もそういった点に気をつけて今後も生徒や保護者の皆様のご期待に添えるよう邁進していきたいと思います。
また「愛郷心のある人間を育む」ための取り組みに関して記事にまとめていますので、ぜひご一読ください!
ふるさと学習が秘訣!五條しんまち塾から将来の五條市を担う人財を輩出します