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目的と手段

その勉強のやり方は本当に意味ある?目的と手段を意識することが大切

こんにちは!

本日は勉強を頑張る子供やその保護者の皆さんに見ていただきたい内容をまとめました。

教科書を見ながらワークをしていませんか?

丁寧にまとめられたそのノート、きちんと見返していますか?

”勉強してるのに成績が上がらない”、そんな悩みを持つ方はぜひ見てください。

今やっている勉強のやり方、全く実になっていない可能性があります。

多くの子供達の間違った勉強のやり方。手段の目的化現象

五條しんまち塾は2019年6月で4期目をスタートし、これまでに100名以上の子供達に教育をしていきました。

その上で勉強しているのに成績が上がらない多くの子供達の原因に気づきました。

その原因は勉強のやり方にあります。

結論から言うと、「手段が目的化した勉強のやり方になっている」ということです。

具体的にどういうことかについて解説します。

※ここでは、勉強はしっかり頑張ったけど成績が上がらないという子供達に関する情報です。
そもそも全然勉強していない、という子は別の話ですのでその点はご了承ください。

目的と手段とは

目的と手段

目的 目的とは目指す先、達成したいゴール。勉強で言うと志望校など
手段 目的を達成するための具体的な行動。勉強で言うとワークや教科書を解く

簡単に言うと目的が目指すゴールで、手段はそれを叶えるための行動です。

因みに、目的と似た言葉「目標」とは目的を達成するための達成水準になります。

つまり、目的が最上位にありそれを達成するための達成水準として目標を掲げ、それを実現するための手段を考えて行動するという関係です。

目的と手段については社会人になってもよく言われる言葉で、社会で活躍するためには絶対に抑えておきたいポイントです。

手段の目的化とは

手段の目的は注意

目的と手段については理解してもらえたと思います。

勉強はもちろん仕事をするときでも気をつけなければいけないのが手段の目的化

手段の目的化とは、本来は手段である行動を目的化してしまい、目指すゴールを見失うという状態です。

これ、意識しないとすぐに起こってしまうやっかいな現象です。

具体例

「学校の宿題を提出する」

これは目的ですか?手段ですか?

答えは手段です。

宿題を提出する目的は、その単元を復習して理解を深めテストの点数を取ることのはずです。

しかし、学校の宿題を提出することが目的になってしまうとどうなるか。

教科書を見て答えを写すだけ、友達の答えを見せてもらう、間違ってもいいから適当に埋めて提出、なんてことに繋がります。

本来の目的を達成できないなら、その行動は無駄になってしまいます。

理解を深めるという目的意識を持っていれば、仮に教科書を見たとしても自分の中で納得するまで考えるでしょうし、分からなければ先生や友達に答えではなくやり方を聞くはずです。

目的をどこに置くかで、同じ勉強のやり方でも大きな差が生まれてきます。

成績が上がらない子たちのよくある間違った勉強のやり方

具体例

上記に当てはまっている子は本当に多いです。

それぞれについて詳しく解説します。

1.ノートをキレイにまとめることに時間を使う勉強のやり方

ノートを取ることが目的に

これは特に女の子で多いのですが、普段からノートをキレイにまとめることを重要視した勉強で、かなりの時間を使ってしまいます。

誤解を恐れずに言いますが、これ時間と労力は全て無駄になっているかもしれません。

ノートをキレイにまとめることが悪いのではなく、ノートをキレイにまとめることを目的化していることが悪いのです。

本来、ノートは自分オリジナルの復習コンテンツとするために取るわけです。

つまり、ノートをキレイにまとめても復習に活用しなければ全く意味がないということになります。

理解を深めてテストで良い点数を取るという目的意識を持った上で、ノートをキレイにまとめ、そのノートを使って復習するという勉強のやり方がベストです!

2.テストまでにワークを終わらせることに専念する勉強のやり方

ワークをすることが目的に

先程の具体例でも挙げた内容ですが、ワークを提出することが目的になった子どもが本当に多いです。

ただワークを提出しても点数は上がりません。

学校の先生はテスト問題をワークから多く出しますので、子どもたちがワークを勉強し点数が取れるように宿題として出します。

先生もワークを出してほしいわけではありません。

ワークを勉強してその単元をしっかり理解してほしいのです。

目的は理解を深めてテストで良い点数を取ること、その手段としてワークを勉強する。

その意識があれば、どのようにワークを行えばいいか分かりますよね?

ワークの正しい勉強のやり方の具体例は、やって終わらずに間違えた問題を理解するまで復習するなどです。

3.教科書を見ながらワークを解く勉強のやり方

教科書を移して埋めることが目的に

特に理科や社会という暗記教科で起こる勉強のやり方ですがの問題点です。

なぜこれが悪いのか。

何度も言いますが、ワークをする目的は理解を深めてテストでいい点数を取ることです。

教科書で答えを探しながらワークに答えを埋めることが目的となっていて、答えを見て埋めているのと変わらない状態となっています。

テストでいい点数を取ることを目的に掲げて行うのであれば、「教科書を見ながらワークを埋めた後、その場ですぐに復習する」、「教科書を先に見てからワークで自分の理解度をテストし、その後に復習する」などの手段をとることができます。

目的を持っていれば手段(=勉強のやり方)は人によって異なる

人によってバラバラ

手段の目的化が起きた間違った勉強のやり方の例を3つご紹介しました。

それぞれ、大切なのは勉強をする際にその目的は何かを意識することです。

目的意識を持った勉強ができれば、そのやり方(=手段)は人によって異なっても構いません。

自分にあった勉強のやり方で目的を叶えるようにしてください!

目的意識を持った正しい勉強のやり方で成長を

正しい勉強のやり方についてご紹介しました。

今回ご紹介した目的意識を持った勉強のやり方をマスターできれば社会に出てからも役立ちます。

勉強に限らず仕事でも目的意識は重要なので、ぜひ子供のうちからその意識を身につけましょう!

五條しんまち塾では、将来の五條市を担う人財輩出を目指し、社会に出て活躍できるような教育を心がけています。

目的意識はその中でも特に重要なポイントですので、この点を身につけさせたいと思っている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

 

 

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