
2025年8月30日_教育講演会&相談会 開催報告
TOPICS
🌸教育講演会&相談会 開催報告🌸
〜子育ての悩みを共有し、子どもたちの未来を一緒に考える時間〜
2025年8月30日(土)、五條しんまち塾では、保護者の皆さまと共に子どもたちの未来を考える「教育講演会&相談会」を開催しました。
当日は、ヒグチ式教材の開発者である樋口泰久先生、元五條小学校校長で現在は不登校支援にも取り組まれている芝田瑞也先生、そして当塾代表の木村航が登壇し、「子育て・教育の悩みを共に考える場」として、多くの保護者の皆さまにご参加いただきました。
五條しんまち塾が大切にしている想い
私たち五條しんまち塾は、「将来の五條市を担う人材を育てる」ことを理念に、学力だけではなく、自ら考え、学び、自分らしく生きる力を育むことを重視しています。
そのために
- 点数をゴールにしない
- 間違いを学びの入り口にする
- 自分で考え、自分で解決する力を育てる
- 地域や人との関わりから学ぶ
といった教育指針を掲げて活動しています。
当日の様子
当日は、樋口泰久先生・芝田瑞也先生・木村航の3名によるパネルディスカッション形式で進行しました。
保護者から多く寄せられる次の3つの悩みをテーマに、実体験に基づいたお話を伺いました。
講演で語られたこと
テーマ①:得意なことは頑張れるけど、苦手なことは頑張れない
樋口先生は「苦手に挑むには、小さな成功体験が欠かせない」と強調。
完璧を求めるのではなく、少しでもできた部分を認め、努力のプロセスを褒めることで子どもは自信を持ち、苦手にも向き合えると語られました。
テーマ②:スマホやゲームばかりで勉強も生活習慣も心配
芝田先生は、生活習慣の乱れの背景には「心の安心」が欠けていることが多いと指摘。
叱る前に、安心できる環境と信頼関係を築くことが最優先だと述べ、日々の会話やスキンシップの重要性を紹介されました。
テーマ③:自立した子どもを育てるにはどうすればいいか
三者に共通していたのは、「自立=放任ではなく、自律して自走する力」という視点。
目先の点数ではなく、自ら課題を見つけ、考え、挑戦する習慣を育てることが将来につながると語られました。
保護者の皆さまからの声
- 「今までの声かけを見直すきっかけになった」
- 「子どもの個性やペースを大切にしたいと思えた」
- 「悩みを相談できて、安心できた」
地域とともに、子どもたちの未来を育む
今回の講演会は、保護者の皆さまと共に子どもたちの未来を考える、かけがえのない時間となりました。
五條しんまち塾はこれからも、地域・学校・家庭と手を取り合いながら、子どもたちが「自分らしく生きる力」を育める環境づくりに取り組んでまいります。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。