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【ヒグチ式通信vol.4】子供の成績を伸ばすための3つのポイント(後編)

学習教材『ヒグチ式』の作成者である樋口先生の教育哲学を発信する”ヒグチ式通信”。

ヒグチ式通信4回目となる今回は「子供の成績を伸ばすための3つのポイント(後編)」についてご紹介していきます。

お子さんの成績が思うように伸びなくて悩まれている親御さんはぜひ参考にしてみてください。

【ヒグチ式通信No.4】子供の成績を伸ばすための3つのポイント(後編)

今回は「子供の成績を伸ばすための3つのポイント」のうち、2つ目と3つ目のポイントについてご紹介していきます。

ポイント2「問題が解けないとき、教科書で前に習った範囲を調べる」

樋口先生が教える子供の成績を伸ばすためのポイント2つ目は”問題が解けないとき、教科書で前に習った範囲を調べる”です。

勉強の進み方は階段を一段ずつ上がるのと似ていて、前に習ったことを元にしてその上に新しく習ったことを少しずつ積み重ねています。

その上で問題が解けないときの原因として考えられるのは、

  1. まだ習っていない
  2. 前に習った内容を忘れてしまっている

の2パターンがあります。

内容を忘れてしまっている子供は、成績を伸ばすチャンス

1つ目の「まだ習っていない」については習うまでその問題を置いておくか、独学で進めていくという方法があります。

一方で、「前に習った内容を忘れてしまっている」については成績を伸ばすためのチャンスであり、ある方法を取るだけで一気に点数が上がる可能性があります。

それが「教科書で前の範囲を調べる」です。

今習っている内容がわからなければ、それよりも前のページをわからない問題で使えそうなところがないか考えながら調べてみましょう。

単に前に習った内容を忘れていて目の前の問題を解くことができないという状況になっている可能性も高く、前に学習した範囲を復習するだけでわからない単元の内容をスラスラと理解できるようになることがあります。

解き方がわからない時は先生に教えてもらうというのも1つの方法ですが、教科書や参考書などを使って自分で前に習った範囲を調べ、解き方を思い出すほうが自分の力になります。

なぜなら、単に先生から解き方を教えてもらうよりも、自分で前に習った内容を思い出しながら調べるほうが記憶にも定着しやすいため、今後も忘れにくくなります。

これからは”自分で調べる力”が重要に

自分で教科書を調べることのメリットは、記憶に定着しやすいだけではありません。

これまでの時代はインターネットで何かを検索して情報を集めるということが困難であったため、いかに知識を溜めるかが重視されてきましたが、今日ではインターネットで検索すればすぐに自分の得たい情報を手に入れることができます。

そのためこれからの時代は知識を増やすだけでなく、それらの知識を使っていかに目の前の課題を解決していくかが重要になってきます。

しかし、何が起こるかわからない今日では、自分の知識だけでは解決できない課題に直面することもあります。

そういった課題に直面した時に、今の自分にはどういった情報が必要で、それを手に入れるためにはどのような方法で調べると良いのか、という点を見極める必要があります。

実際、”検索力”という言葉が広まっているように、これからの時代は自分が欲している情報を適切かつ速く調べられることが重要であり、そういった”検索力”あるいは”調べる力”を身につけるためにも、学生のときから意識して自分で調べる習慣を付け、得られた情報を自分なりに理解できるようにしておくべきでしょう。

ポイント3「覚える力を強くする」

ポイント2の”調べる力”と同じくらい重要なのが”覚える力”です。

勉強の半分は習ったことを覚える練習であり、習った時だけ解けるようになっても、その後時間が経ってからテストの時も解けるようにならなければ意味がありません。

覚えるためには、”復習すること”が大事です。

1度習っただけだと人間であれば誰もが忘れてしまいますが、繰り返し復習することによって脳はその内容を重要な情報だと認識し、短期記憶から長期記憶へと移り替わり、忘れにくくなります。

自分の言葉で説明すると、より忘れにくくなる

覚える力を強くするための方法として、「練習問題を繰り返し、習ったことを自分の言葉で説明する」がオススメです。

習ったことがひと通りわかるようになったら、「わかる・やってみる」の状態から「できる」の状態にすることが大事になります。

「できる」までのステップとしてまずは練習問題を繰り返して、習った内容を自信を持って解けるようになりましょう。

ただし、時間が経つと忘れてしまうこともあるでしょう。

その時にオススメなのが先述した”自分の言葉で説明する”という方法であり、具体的には教科書や問題集を閉じてから習った問題の解き方を自分の言葉で説明してみることです(このとき、隣に友達がいるつもりで、その友達に説明するように言葉にしてみましょう)。

また、いきなり自分の言葉で説明するのが困難であれば、思い出せる式や言葉を紙に書き出すのも効果的です。

成績を伸ばすためには”調べる力”と”覚える力”!まずは実践しよう!

今回は子供の成績を伸ばすための3つのポイントの、2つ目3つ目についてご紹介しました。

わからないことがあれば一度は自分で調べて、どうしてもわからない場合は先生に聞くという習慣を付け、わかった内容は繰り返し演習を積んで覚えることが成績を伸ばすために大事になってきます。

成績が伸びずに悩まれている親御さんは今回ご紹介した方法をぜひお子さんに勧めてみてください。

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