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【ヒグチ式通信vol.3】子供の成績を伸ばすための3つのポイント(前編)

学習教材『ヒグチ式』を作成者である樋口先生の教育哲学を発信する”ヒグチ式通信”。

ヒグチ式通信3回目となる今回は「子供の成績を伸ばすための3つのポイント(前編)」についてご紹介していきます。

お子さんの成績が思うように伸びなくて悩まれている親御さんはぜひ参考にしてみてください。

【ヒグチ式通信No.3】子供の成績を伸ばすための3つのポイント(前編)

今回は「子供の成績を伸ばすための3つのポイント」のうち、1つ目のポイントについてご紹介していきます。

ポイント① 「読み間違いをしない」

樋口先生が考える子供の成績を伸ばすためのポイント1つ目は、”読み間違いをしない”です。

テストや試験で間違えた問題の中には、”読み間違い=問題を思い込み違いしたこと”による間違いもよく見受けられます。

つまり計算ミスをしたり解き方を間違えたのではなく、本人が問題文を読み間違えたことによって実際の問題とは別の問題を解いたことが原因となっています。

成績が伸びない子供は返ってきたテストを見て、こうした問題の読み間違いによるミスを発見すると、以下のように考えます。

「なんだ、単なる問題文の読み間違いか。
ちゃんと問題文を読んでいたら正解できてたから、特に見直さなくても大丈夫かな。」

しかし、こうした”読み間違い”を安易に考えてはいけません。

成績が伸びない子供は、計算ミスであったり解き方が間違えている場合は正確な解き方を覚えるために丁寧に見直すものの、読み間違いによるミスは丁寧に見直さないため、次のテストでも同じ間違いを繰り返します。

”読み間違い”によるミスはたまたま起きた単なるミスではなく、”正確に読む力”が十分でないことが原因で起こるミスです。

問題文を正確に読むことができないのは、「読む力が弱い」「全部を我慢して読み通せない」ことが原因と考えられます。

全部を我慢して読み通す力が無いと、問題文を読んでいる途中で目に飛び込んでくる「興味のある言葉」だけが強く認識されて、それを自分勝手に解釈してしまい、その結果、問題文で「実際に問われていること」とは異なる解釈をして解き間違えてしまいます。

ではこうした”読み間違い”をしないためにはどういった対策が効果的なのでしょうか。

読み間違いをしないための対策方法 その1

読み間違いをしないための対策方法1つ目は「問題文を声に出してゆっくり読む」です。

テストや試験で読み間違いによるミスをしている子供は、普段の勉強でも同じミスをしている可能性が高いです。

逆に言うと、普段から読み間違いによるミスをしているからテストでも同じミスをしてしまっているということが言えます。

サッカー界で1、2位を争う活躍をされている、クリスティアーノ・ロナウド選手のような「無回転シュートを打ちたい!」と思っても、練習で1度もできていないものをいきなり試合で成功させることはできません。

練習で何度も失敗して、上手く無回転シュートを打つためにはどうしたら良いのかを突き詰め、徐々に成功率を高めていった結果、試合でもできるようになります。

勉強も同じで、家や学校で問題を解く時に”集中して正確に読むこと”を繰り返し行うことで、テストでの読み間違いによるミスを減らすことができます。

テストや試験は、家庭学習(練習)の総合評価です。

もしお子さんが問題文の読み間違いによって点数を落としているという場合は、家で勉強する時に「問題文を声に出してゆっくり読む」ということ実践されてみてはいかがでしょうか。

読み間違いをしないための対策方法その2

読み間違いをしないための対策方法2つ目は「ん?、と思ったらその部分だけ読み直す」です。

上記のように普段の勉強から問題文を正確に読む練習をしていると、だんだんと正確に読む力が付いてきます。

そうすると自分が読み間違いをした時に「ん?内容が、変だな」と感じるようになり、改めて問題文をもう一度読み直してみると、実は内容が変なのではなく自分が勝手に思い込み違いをしているから内容が食い違っている、ということに気づけるようになってきます。

そのため「内容が、変だな」と感じた場合はその部分だけ読み直し、読み間違いに気付くことでミスを減らしていくことが大切になります。

読み間違いをしないための対策方法その3

読み間違いをしないための対策方法3つ目は「問題内容を図に書いてみる」です。

読んだものを図に書いてアウトプットすることで、実はきちんと理解できていなかったり、理解があやふやになっている点に気づくことができます。

アウトプットをして読み間違いや思い込み違いに気づくことができれば、読み間違いや思い込み違いによるミスを減らすことができます。

問題内容を図に書いてみる以外にも、「問題文の内容を正しく理解できているか、適切に汲み取れているか」を確かめる方法として

  1. 「隣りにいる友達に内容を説明するつもりで、声に出して説明する」
  2. 「読み終わったら一旦問題文から目を離して、どのような問いを聞かれているのか思い出す」

などがあります。

これらの方法は、読み間違いによって解答を間違えている生徒がいた場合に当塾でも実際に行っている方法であるため、ぜひご家庭でもお子さんに試してみてください。

読み間違いは単なるミスではない。問題文を”正確に読む力”を伸ばしましょう!

今回は「子供の成績を伸ばすための3つのポイント」の1つ目、「読み間違いをしない」についてご紹介しました。

読み間違いだからといって軽く見過ごすのではなく、次から読み間違いを減らすためにはどのような対策を打てばよいのかという視点を持てるように教えていくことが重要になります。

お子さんの成績が思うように伸びないと感じられている方は、今回ご紹介した対策方法をぜひ試してみてください。

「子供の成績を伸ばすための3つのポイント(後編)」もお楽しみに!

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